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【1】私の著書・編著

 

・歌集『エロイカを聞く夜に』雁書館、1981年、2,000円
・歌集『帰去来』      雁書館、2001年、3,000円
・エッセー『花の断章 雪椿』高城書房、1989年、1,500円
・エッセー『うたの出逢い』 碧楽出版、1959年、1,000円
・合同歌集『名歌選 View』   Viewの会、1996年、2,000円


   その他合同歌集・編著等多数

 

【2】短歌の普及活動

 

高校生歌集『あすなろの記』(第1集~第9集)

「ふきのとう短歌会」結成
 筋ジス病棟の療養者に13年間にわたって短歌の指導をしてきた。その成果の一端として発刊した歌集・歌文集は以下のとおり。
・合同歌集『ふきのとう』(第1集~第13集)
・『名歌選 View』-・のアンソロジーとして


「ふきのとう短歌会」会員(すべて筋ジス病棟の療養者)の個人歌集・歌文集およそ20冊の中から主なもの5点を記す。


・岩崎義治 歌集『海のかなたに』
・田中直子 歌 集『淡き月光』
・志風忠義 歌文集『生きていてよかった』
・日高和俊 歌 集『花の力』
・王原新悟 歌文集『王原新悟青春歌集 つれづれに』

 

【3】筋ジス病棟読書会

 

施設に療養する障害者のなかには知的向上心の強い人も少なくない。その人々と7年にわたって読書会を続けてきた。これまでに読んだ本は次の通りである。自由に本音で語り合える雰囲気が生まれ、ここから多くの企画が生まれてきた。


・藤原定家『小倉百人一首』
・吉田兼好『徒然草』(上)
・遠藤周作『沈黙』
・吉田兼好『徒然草』(中)
・夏目漱石『こころ』
・遠藤周作『深い河』
・大江健三郎『宙返り』

【4】「福祉から文化を拓く Viewの会」(会員450名)結成

 

療養施設に生活する障害者と社会との交流の場として、また障害者の活躍できる場として結成。イベントの運営、機関誌の編集など筋ジス障害者が責任者となり、積極的に活動を推進している。

・年2回、夏・秋のイベント実施。(講演・音楽の催し)秋

  のイベントは毎年、千人近くの人を集める大イベントであ

  る。
・年2回、機関誌『View川通信』(1000部)発行。全国に

  配布。
・リフト付き小型バス購入(550万円・車椅子の障害者3人

  乗り)
・交流の家「ふれあい館」開設・運営
・重心病棟音楽教室(週1回ずつ 高校生ボランティアと重

  心患者の交流) 
・支援活動(療養所で活動する患者の仲間に支援金を出して

  いる)

 

【5】「バリア・フリーぶどうの木」(スタッフ10名)結成

 

ボランティアの仲間たちと「加治木まんじゅう」(酒まんじゅう)の製造・販売に取り組み、施設を出て、より人間的な生活をしたいと願う障害者の自立生活を支援している。はやくバリア・フリーの家を建設して、障害者の拠点を造ることを目ざしている。

・「ぶどうの木調剤薬局」設立(障害者の職場として開設)
・福祉ホームの運営
・24時間介護者の雇用(福祉ホームの寝泊まり介護)
・文化教室運営
  エッセー教室
  囲碁教室
  絵手紙教室
  短歌教室など

 

【6】『短歌とエッセー 華』創刊

 

古い結社意識に縛られて閉塞している鹿児島歌壇に新風を
起こすべく短歌の同人雑誌「華」を起こし、多くの意欲的な
歌人を育てている。特に高齢者や病を養う人々の生涯学習の
場としてもきわめて有効に働いている。

私が編集した代表的な叢書は次のとおり。

・『まんだら椿』水間 倫子(癌にて死去 遺歌集)
・『相思樹』  吉田ウト子(弱視・病弱)
・『埋み火』  藤本千衣子(老齢80歳)
・『葉桜の道』 三笘 美代(癌三回手術)

 

【7】中国人留学生の支援

 

中国からの留学生に住まい・生活費を提供、現在は自立しているが、二人の中国人留学生(鹿児島大学大学院1年・志学館大学文学部3年)の保護者として、その生活を見守っている。

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